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日本の大学図書館員の専門職性 : 米国との比較(<特集>イケてる情報サービスプロフェッショナルを目指して)
著者
和田 幸一
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術
(
ISSN:09133801
)
巻号頁・発行日
vol.51, no.4, pp.208-212, 2001-04-01
図書館員は, 米国でさえ準専門職とされている。専門職の要件に沿って, 米国と日本の大学図書館員を比較したところ, 少なくとも教育, 資格, 自律性の点で明らかに日本の大学図書館員は, 専門職の度合が低いことがわかった。一方, 業務区分・何をもって専門職とするかの困難さ, 終身雇用制の存在, 社会奉仕の概念の欠如から, 日本の専門職化が困難であることを指摘した。そして, 筆者が目の当たりにした米国の専門職制の背景として, (1)専門職というラベルがポジションにつけられていること, (2)社会への大学図書館の奉仕, (3)図書館員が図書館界全体を育てていくという意識の存在を紹介した。
言及状況
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変動(月別)
分布
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日本の司書養成が米国(アメリカ)のように修士課程ではないことが記された資料が見たい。
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https://ci.nii.ac.jp/naid/110002828925
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