著者
小倉 佐助
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.13, no.2, pp.108-115, 1957-11-15

胸部断層撮影における截断層の厚さは, 種々の要素に支配されて必ずしも一ように律することは不可能であるが, 一般的には管球の移動角度の変化により, この厚さも変ってくるものといえる.管球の移動角度と截断層の厚さとの相関関係について検討するため, 一般的な諸条件により, 細線等による基礎実験を行い, 又切除肺標本の断層撮影像からする検討, 並びに同時多層撮影写真による臨床観察等により, 20度から70度迄の各角度における読影可能範囲内の截断層の厚さを求めた.

言及状況

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こんな論文どうですか? 胸部断層撮影における管球の移動角度と截断層の厚さとの関係について,1957 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003452408

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