著者
千代田 憲子 森田 昌嗣
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.45, no.6, pp.1-10, 1999-03-31
被引用文献数
2

本研究は, 街路景観エレメントと街路景観イメージの関連性に着目し, 街路景観エレメントのあり方について研究して, ストリートアメニティ形成方法を提案することを目的としている。本報では, 街路景観エレメントに関する実態調査として, 「街路景観エレメントの数量と分布調査」および「色調による色彩分布調査」の物理量調査を行ない, 次に街路景観イメージの意識調査として, 「SD法による街路景観イメージ調査」および「アンケートによるベスト・ワースト5地点調査」を行なった。その結果, 街路景観エレメントの充実は, 街路景観イメージの向上に明らかな効果が認められた。また, 街路景観エレメントが連続することにより, 相互に影響して全体の街路景観イメージを高めるなど, 街路景観イメージと街路景観エレメントの間には密接な関係があることが明らかになった。

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こんな論文どうですか? けやき通り[福岡市]の街路景観エレメントと街路景観イメージの関連性 : ストリートアメニティ形成方法に関する研究(1)(千代田 憲子ほか),1999 https://t.co/p5he0JRt6M
こんな論文どうですか? けやき通り[福岡市]の街路景観エレメントと街路景観イメージの関連性 : ストリートアメニティ形成方法に関する研究(1)(千代田 憲子ほか),1999 http://t.co/p5he0K94eQ

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