著者
中野 和彦 辻 幸一
出版者
公益社団法人日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.55, no.6, pp.427-432, 2006-06-05
被引用文献数
2 17

ポリキャピラリーX線レンズを用いた共焦点型蛍光X線分析装置の開発を行い,米試料中の非破壊三次元分析を行った.10μm厚のAu薄膜により評価した,共焦点型蛍光X線分析装置の深さ方向の分解能は約90μmであった.ポリキャピラリーハーフレンズを取り付けることで,バックグラウンドの軽減が確認された.開発した装置を用いることにより,米試料中の主元素の三次元元素マッピング像が,非破壊的に常圧下で得られた.米試料中の主元素であるK,Ca,Feの二次元マッピング像を試料表面から200,400,500μmの深さで取得したところ,異なる分析探さにおいてそれぞれ異なった元素分布を示した.

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こんな論文どうですか? 共焦点型蛍光X線分析装置の開発と米試料の三次元元素マッピング(<特集>原子をみる)(中野 和彦ほか),2006 https://t.co/jsZRokZKpp
こんな論文どうですか? 共焦点型蛍光X線分析装置の開発と米試料の三次元元素マッピング(<特集>原子をみる)(中野 和彦ほか),2006 http://t.co/FWQjQQy2vf

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