著者
八幡 紕芦史
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, pp.206-208, 2007-04-01

多くの話し手は,プレゼンテーションとは,自分の言いたいことを言うことと誤解している。プレゼンテーションとはプレゼントであるから,聴き手が聴きたいことを語るのが本来のプレゼンテーションである。プレゼンテーションに成功するためには,聴き手を分析し,目的と目標を分析し,場所と環境を分析する。そして,それらの分析結果に基づいて,プレゼンテーションのシナリオを組み立てる。プレゼンテーションで効果的かつ効率的に情報を発信するためには,時報を整理・分類し聴き手の聴きたい順番で提示すること,多くの情報を与えるのではなく情報はコンパクトに提示すること,そして,情報のもつ意味と聴き手にとっての意味づけをプレゼンテーションしなければならない。そして,実際のプレゼンテーションの場面では,言語と非言語を活用しながら,聴き手に情報を発信する。

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こんな論文どうですか? プレゼンテーションは相手の心に響く贈り物(2007年1月19日新春セミナーレポート)(八幡 紕芦史),2007 http://t.co/N8WlShBZ
こんな論文どうですか? プレゼンテーションは相手の心に響く贈り物(2007年1月19日新春セミナーレポート)(八幡 紕芦史),2007 http://id.CiNii.jp/aMBWL

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