著者
渡辺 潔 野中(旧姓:尾形) 純子 雑賀 優
出版者
日本草地学会
雑誌
日本草地学会誌 (ISSN:04475933)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.123-129, 1996-07-30
参考文献数
22
被引用文献数
7

放牧用草種の基礎資料を得るため,主要な寒地型イネ科牧草6草種を供試し,牧草消化率の季節的変化を模擬放牧条件下で5ヵ年にわたり調査した。各草種の消化率は早春で高く,節間伸長期に一時低下したり又は低下することなく夏に向かって低下し,秋には良く回復し,晩秋には高く推移した。5ヵ年を通じての推定乾物消化率の平均値はペレニアルライグラスで際立って高く77%,次いでオーチャードグラス70%,トールフェスク69%,レッドトップとレッドフェスク67%,ケンタッキーブルーグラスでは断然低く56%であった。ペレニアルライグラスは消化率と可消化乾物収量が最も高く,それらの季節的変化も比較的小さくなった。

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こんな論文どうですか? 寒地型イネ科草種の生産性と品質の季節的変化とその年次変動 : 2. 推定乾物消化率の変化,1996 http://ci.nii.ac.jp/naid/110006317956 放牧用草種の基礎資料を得るため,主要な寒地型イネ科牧草6草種を供試し,牧草消化率

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