著者
清水 明
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.71, no.5, pp.716-725, 1999

ミクロとマクロの中間のサイズを持つ系である、メゾスコピック系を理論的に解析しようとすると、非平衡統計力学の基礎付けに関わる問題が、いろいろと顔を出してくる。これは、簡単だと思われている線形応答の領域(およびその近傍)であっても、既に現れてくる。そのことを、久保公式と、ランダウアー流の方法(を多体相互作用のある系に拡張した理論)とを、比較して議論する。

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[物理] メゾスコピック系。線型応答とランダウアー公式。適用についての基礎論

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こんな論文どうですか? 非平衡統計物理学の舞台としてのメゾスコピック系(第5回『非平衡系の統計物理』シンポジウム,研究会報告)(清水明),1999 http://id.CiNii.jp/a3pvL

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