著者
佐藤 政之
出版者
駒澤大学
雑誌
駒澤大學北海道教養部論集 (ISSN:09136509)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.27-37, 1992

シュテム・ターンからパラレル・ターンへ進むにあたり,受講者には技術上の壁があります。この壁をいかにうまく乗り越すかが,スキーの上達につながります。難しいとされるところは,パラレルで,どうしてもスキーを揃えたターンでなければならないという意識が無理な姿勢となったりして,外足荷重などの基本的なスキー操作を,妨げる原因にもなったりします。したがってシュテムからパラレルへのアプローチでは,パラレル・スタンスにこだわる指導は好ましくありません。ここでは「山開き,谷開き」二つのシュテム・ターンを通して,シュテム操作を効率よく外スキーに結びつけ,スムーズな重心移動をおぼえさせ,その結果として平行操作を導きだすように,指導や練習法を含めたすすめ方について組み立ててみた。

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こんな論文どうですか? スキー指導のすすめ方 : シュテム・ターンからパラレル・ターンまで(佐藤 政之),1992 https://t.co/m0DQXrhMO3
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