著者
木口 直二
出版者
京都府立医科大学
雑誌
京都府立医科大学雑誌 (ISSN:00236012)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.987-990, 1933

らいと氏毛細硝子管法ニヨルおぷそにん指數ハ,ソノ價不安定ナリト云ハレ,主ナル理由トシテおぷそにん能力ノ個人差,技術ノ熟不熟,菌株ノ毒性等アゲラレルモ,余ハヨリ重要ナル條件トシテ血液型考慮,即チ血液凝集反應如何ト云フ事實ヲ提稱スル.即チ,患者ノO型ナル際,A,B,AB型ノ何レヲ白血球液トシテ使用スルモ凝集反應陽性ニシテ,コノ場合ハ喰菌現象ハ著シク低下サレル.故ニ白血球液トシテ使用スベキモノハ,患者並ニ對照健康人ノ血液型如何ニ關セズ常ニ凝集原ヲ有セナイO型ノモノヲ選ブベキデアル.實驗動物ニ於テモ同樣ニ凝集反應ヲ考慮セナケレバナラヌ.

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