著者
諸岡 篤 長尾 信 安永 正 西牧 克洋
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.32, no.28, pp.1-4, 2008-07-10

HDDの高記録密度化に伴うサーボ書き込み時間の増大を避けるため、磁気転写による一括記録が提案され、その実用化が期待されている。本件では垂直媒体に対する磁気転写方法の一つである'Bit printing(BP)'について、短ビット転写特性と将来性を検討した。本転写方法では、70nmの短ビット長においてもヘッド記録に近しい再生波形で、尚且つ同等の出力で記録可能でき、スペーシング損失は80nmでも8dBと小さく、ヘッド記録の際に発生する書き繋ぎも発生しないことを確認した。また、加えて媒体Hc付近のHaで出力が最大となることを示した。これらのことに加えて、原理的に印加磁界強度の制限を受けないBPは、高Hc媒体における短ビット記録で有利と考えられる。

言及状況

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こんな論文どうですか? 垂直磁気記録媒体へのBit Printing磁気転写法の磁気記録特性と高密度ビットへの適応性(媒体および一般)(諸岡篤ほか),2008 http://id.CiNii.jp/e8ndL

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