著者
小川 拓也 倉持 元陽 山本 昇志
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.35, no.8, pp.139-142, 2011-02-12

本稿では,光学的整合を必要とする複合現実において,既知物体が作る影の情報から光源位置を推定する手法を提案する.正確な光学的整合の実現には,鏡面球に映り込む画像を取得することにより周囲環境の光源位置を推定する手法が多く行われている.しかし,鏡面球には様々な物体が映り込むため,光源位置のみを正確に推定することは難しい.そこで提案手法では,正方形マーカを固定する4隅の押しピンが作る影を利用し,その重心座標と影の形状から光源位置を正確に推定する手法を検討した.再現実験の結果,推定した光源位置情報を元に生成した仮想物体の影が実際の影とほぼ一致することが確認できた.

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こんな論文どうですか? 物体の影からの光源推定を用いた複合現実感の生成(学生研究発表会)(小川 拓也ほか),2011 https://t.co/OzMyhS2YHK 本稿では,光学的整合を必要とする複合現実において,既知物体が作る影の情報から光源位…
こんな論文どうですか? 物体の影からの光源推定を用いた複合現実感の生成(学生研究発表会)(小川 拓也ほか),2011 http://t.co/jdhjL0mg

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