著者
上田 達也 高木 康博
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.35, no.42, pp.9-12, 2011-10-14

本研究では,超多眼立体ディスプレイの構成方法として,スクリーン走査型について研究を行う.スクリーン走査型では,SLMの表示画像を水平方向に集光し垂直方向に結像して垂直線を形成し,これをスクリーン上で水平走査する.従来のスクリーン走査型超多眼ディスプレイでは,立体像の一部しか観察できない領域が存在するという問題点があった.本研究では,スクリーンの位置にスクリーンレンズを設置することで,光線を水平方向に内側に傾けることにより,立体像全体が観察できる領域を視点形成距離で最大化した.実際に1,024視点を有する実験システムを作製し,実験によりその有用性を確認した.

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こんな論文どうですか? スクリーン走査型超多眼ディスプレイにおける視域の最大化(立体映像技術一般)(上田 達也ほか),2011 https://t.co/nlyhlj6LEQ 本研究では,超多眼立体ディスプレイの構成方法として,スクリーン走査型につ…
こんな論文どうですか? スクリーン走査型超多眼ディスプレイにおける視域の最大化(立体映像技術一般)(上田 達也ほか),2011 http://t.co/k7sm3CVC

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