著者
北畑 歩 雨宮 聡 山本 美智雄 大日向 純子 沖 潤一 藤枝 憲二 引地 泰一 森 文彦
出版者
小児愛育協会
雑誌
臨床小児医学 (ISSN:0035550X)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.19-22, 2004-04
被引用文献数
2

著者版7歳2カ月男児,5歳8カ月女児.皮膚症状や骨折,頭蓋内出血を伴わない眼症状のみの被虐待児症候群の兄妹例を報告した.兄は6歳4カ月時に右白内障手術を受けたが,術後1カ月半に新たな右の水晶体偏位を認め,妹にも同側の白内障,網膜剥離および眼窩周囲の出血斑が確認された.兄妹とも同側の眼外傷を呈したため,虐待による眼症状と判断し,児童相談所で一時保護となった.本症例は,母の育児不適切のため乳児期から地元の保健師・児童相談所・母子通園センターが関わって在宅指導を行っていたにもかかわらず,眼症状の発生を防ぐことができず,介入の困難さを再確認した

言及状況

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こんな論文どうですか? 片側の白内障があり虐待が疑われた兄妹例(北畑 歩ほか),2004 http://t.co/jebd729N 著者版7歳2カ月男児,5歳8カ月女児.皮膚症状や骨折,頭蓋内出血を伴わない眼症状のみの被虐待児症候群の兄妹例を報告した.兄は6歳4カ月時に…
こんな論文どうですか? 片側の白内障があり虐待が疑われた兄妹例(北畑 歩ほか),2004 http://id.CiNii.jp/ESxbM

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