著者
楠見 博明
出版者
泌尿器科紀要刊行会
雑誌
泌尿器科紀要 (ISSN:00181994)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.p67-70, 1978-02

患者は48歳の主婦で主訴は右側腹部疝痛で,ちょうど初診の約1年前にも同様の痛みを覚えたことがあった。レ線および膀胱鏡検査では結石像はなく,右腎は水腎症を呈し,右尿管カテーテル挿入は3cmまでであった。膀胱粘膜は正常であった。1974年11月21日、右腎尿管全摘出術を施行した。病理所見は,原発性尿管細網肉腫であった。術後抗癌剤を使用せず3年が経過したが現在のところ転移の所見はない。

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