出版者
京都
雑誌
同志社女子大学大学院文学研究科紀要 = Papers in Language, Literature, and Culture : Graduate School of Literary Studies, Doshisha Women's College of Liberal Arts (ISSN:18849296)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.1-11, 2012-03-30

1947年以降の国会会議録のデータを用いた通時的分析を行い、何らかの意味で程度的と言いうる名詞全般について「高い、大きい、多い、強い、深い、濃い、重い、大(ダ)、濃厚(ダ)」の各形容詞と共起頻度の推移を調査し、どのような組み合わせの共起頻度が上昇したか/下降したかを分析した。その結果、特に、「高い」との共起頻度が上昇した語、「多い」との共起頻度が下降した語が顕著に多いことが分かった。

言及状況

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