著者
光石 亜由美
出版者
奈良大学
雑誌
奈良大学紀要 (ISSN:03892204)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.280-265, 2014-03

園田てる子(一九二六~一九七六年)は、埼玉県熊谷市生まれの小説家である。少女小説、推理小説、官能小説、性風俗の体験記、エッセー等さまざまな仕事を残したが、その生涯、業績はまったくといっていいほど知られていない。本稿では園田てる子の妹・石山三重子さんのインタビュー、娘・典子さん(フランス在住)とのメールと、園田てる子の著作から、その生涯と作家活動を描き出し、一九五〇年代から一九七〇年代に、女性のセクシュアリティを前面に押し出し、独特の地位を保った園田てる子の足跡をたどる。

言及状況

Twitter (3 users, 3 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 園回てる子評伝(光石 亜由美),2014 https://t.co/vBZejbOoZL 園田てる子(一九二六~一九七六年)は、埼玉県熊谷市生まれの小説家である。少女小説、推理小説、官能小説、性風俗の体験記、エッセー等さまざ…

収集済み URL リスト