著者
数阪 孝志
出版者
大阪市立大学経済研究会
雑誌
季刊経済研究 (ISSN:03871789)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.70-102, 1994-06

I はじめに : 1993年6月からの定期預金金利の自由化と94年10月以降の流動性預金金利の自由化の実施によって, わが国の金利自由化はいよいよ「最終段階」に達した. また, 93年の業態別子会社方式による証券子会社・信託銀行子会社の設立, 本年の都市銀行による証券子会社の設立による証券業務への進出は, 業務規制の自由化の面でもこれまでにない大きな進展をしたことを示している. ……

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