著者
藤代 昇丈
出版者
中国学園大学/中国短期大学
雑誌
中国学園紀要 (ISSN:13479350)
巻号頁・発行日
no.16, pp.247-257, 2017-06

大学において,教養共通科目として学ぶ講座「英語Ⅱ」において,外国語学習のための動機づけを高め,インプット強化を図るタスクとして,日本人アーティスト・西野カナの日本語の楽曲とその歌詞に対応した英語カードを用いたグループ対戦ゲームを実施し,学生の情意面に及ぼす影響を調べた。事後の自由記述アンケートの回答内容を計量テキスト分析用ソフトウェア「KH Coder」により分析した結果,回答内容は「活動の親しみやすさ」「歌詞の英語表現」「絵による視覚補助」「活動の難しさ」「やる気の醸成」「楽曲を用いたグループワーク」「表現使用への意欲」「英語学習の楽しさ」の8つのクラスターに分類され,回答の97.1%に「英語学習の楽しさ」に関連する語が出現し,中心クラスターである「英語学習の楽しさ」は「活動の難しさ」と「楽曲を用いたグループワーク」と結びつきがあり,「表現使用への意欲」と強く関連していることが分かった。

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こんな論文どうですか? 楽曲に対応した英語カードを用いたグループ対戦ゲームの授業活用とその効果に関する一検討(藤代 昇丈),2017 https://t.co/mGv06qHdDG 大学において,教養共通科目として学ぶ講座「英語Ⅱ」において,外国語…

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