著者
宇津 徳治
出版者
東京大学地震研究所
雑誌
東京大学地震研究所彙報 (ISSN:00408972)
巻号頁・発行日
vol.61, no.4, pp.p551-561, 1987-03
被引用文献数
2

日本のマントル最上部地震(深さ40~80km程度,ただし異常震域が現れる東日本の太平洋岸沖合の地震や北海道太平洋沿岸の地震を除く)に対する震度I(気象庁震度階級),震央距離Δ(km),マグニチュードM(気象庁方式)の標準的関係を表す実験式を132個の地震(M : 5~7)の震度データを用いて求めた.I-Δの平均回帰直線I=I100-b(Δ-100)の定数を,次の式でMと結んだものを提出する.I100=1.5M-6.1 b=0.0523-0.0063Mこれらの式によりあるM,Δに対する震度を求めたとき,得られた値の小数点以下を四捨五入したものが整数値で表される通常の震度になる.

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