著者
久保田 富弘
出版者
THE SOCIETY OF PHOTOGRAPHY AND IMAGING OF JAPAN
雑誌
日本写真学会誌 (ISSN:03695662)
巻号頁・発行日
vol.67, no.2, pp.124-126, 2004

東京・永田町にある総理官邸内に, 写真資料室が設けられている.その一角にある資料室で, いま歴代総理の写真を中心に, 国の主要な行事など, 後世に残す映像を収める作業が進められている.<BR>官邸写真室が歴代総理の写真記録に携わって35年, 当時の佐藤総理から現在の小泉総理まで, 18人の歴代総理の映像が撮り溜めされていて, その数量はカラー・モノクロフィルム合わせて約40万コマに及ぶ.<BR>これらの写真は, 昭和から平成へと移る時代の中で, 激動する我が国政治史を綴る貴重な映像であり, これを内閣の記録として長期保存するための作業がようやく緒につきはじめた.デジタル時代の現今だが, 銀塩フィルムのアナログ保存の現状と, 将来に向けたデジタル検索による情報公開を紹介する.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (2 users, 2 posts, 0 favorites)

1 1 https://t.co/MsTouJhHUM
こんな論文どうですか? 写真と文化財の関わり  (その3)  歴代総理大臣の写真記録とその保存について(久保田 富弘),2004 https://t.co/qEdZSRRxFz

収集済み URL リスト