著者
森下 眞行 上田 篤嗣
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.55, pp.160-160, 2008

本研究プロジェクトにおける活動の意義は、子供から大人まで楽しくUDについて学ぶことが出来るクイズ形式の学習ゲームを開発し、県立大学として岡山県のUD普及事業推進に貢献することである。本ゲームは、高齢者疑似体験キットなどによる「バリアフリー体験会」や「街歩き調査」の事前学習として、遊びながら楽しくUD に関する知識を増やすことが出来るものである。さらに、本ゲームは、防災や環境問題、コミュニティ等についても応用が期待されるものでもある。本研究は、岡山県UDカレッジモデル事業として認定されたゲーム制作委員会と県内大学(岡山県立大学と川崎医療福祉大学)の共同研究でスタートしたものである。最初に制作したUDゲームVer1をゲーム対象である小学生数名にモニター調査を行い、問題点等を見いだし、UDゲームVer2:ゲーム名「ぐるぐるももっち」を開発した。ここでは、全体のデザインやゲームシステムの大幅な見直しを行った。さらに、ver2も同様に小学生数名モニター調査を行った。この調査では、大変好評を得ることが出来、最終的な成果を、平成19年11月開催の「まなびピア岡山2007」の会場にて発表を行った。

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