著者
本 明子 下川 智之
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.58, pp.186, 2011

福岡県の八女地域には、提灯や仏壇といった国指定の伝統的工芸品や県の伝統工芸品に指定されている石灯籠や和紙、独楽など、多くの工芸品の産地である。しかしながら、近年、生活環境の変化や安価な海外製品の流入により、その伝統工芸品の生産高は減少している。そのような中、伝統工芸品の技術や素材を継承しつつ、新しい工芸品を作り、「伝統工芸のまち 八女」を再認識してもらうものづくりに取り組んだ。その一例である提灯バッグなどの開発について紹介する。

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