著者
吉元 涼介 芳鐘 冬樹 鈴木 崇史
出版者
情報メディア学会
雑誌
情報メディア研究 (ISSN:13485857)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.1-13, 2016

本研究は,利用者のコミュニケーションの状況や立ち寄る店舗の業種業態に着目して,商店街とショッピングモールの特徴を明らかにした.大宮駅東口方面の商店街,岩槻駅周辺の商店街,イオンモール浦和美園,それぞれにおいて利用者への質問紙調査を行った.質問紙調査の結果をもとに,ランダムフォレストによる回答者の分類実験を行ったところ,地区による差異が大きい項目は,利用者の属性,立ち寄り場所,同伴者,コミュニケーションの相手と内容などであることがわかった.特に,同伴者の有無・種別,すなわち,来訪時の集団形成に大きな違いがあることが示唆された.商店街の中でも,繁華街にある商店街(大宮)は,ランダムフォレストによる分類が難しく,地方の商店街(岩槻)と共通する特徴(同伴者の傾向)を持つ一方,ショッピングモール(浦和美園)と共通する特徴(コミュニケーションの傾向)も持つことがわかった.

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こんな論文どうですか? 質問紙調査を用いた商業集積地区の利用行動の比較分析:―コミュニケーションを中心として―(吉元 涼介ほか),2016 https://t.co/Ov6O5IuRf5 本研究は,利用者のコミュニケーションの状況や立ち寄る店舗の業…

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