著者
石 王美
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.62, 2015

今まで販売されている高齢者向けのデジタルデバイスの傾向は大きく二つで分けられる。情報へのアプローチがやさしくできることと、新しい技術に対し心理的に拒否感なく受け入れられるよう製作されたつまり、技術受容性(Technology acceptance)が高いモノを中心に発展したことがわかった。<br>タッチデバイスは大きく携帯電話とパッドで分類できる。最近販売される高齢者向けの携帯電話はタッチスクリーンを起用した製品が続々増えているが、パッドの場合はまだ高齢者向けの製品を探すことが難しい。しかし今のマーケットの傾向をみるとパッドのユーザーは急速に増加を続けまもなく高齢者向けのパッドも発売されると考えられる。本研究の目的は高齢者向けのタッチデバイス設計の際、考慮する要素を調べ、フレームワーク化し提案することである。高齢者のタッチデバイス使用に当て経験できる過程を分類し各過程から具体的な要素を導出する。

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