出版者
北海道立林産試験場
雑誌
林産試験場報 (ISSN:0913140X)
巻号頁・発行日
vol.18, no.3, pp.5-10, 2004-06

従来よりも施工が簡易な鋼板釘打ち接合工法の開発を目的として先孔を空けずに釘を打ち込める鋼板厚さと釘種類の条件を検討し、以下の結果を得た。1)先孔を空けずに金づちでCN釘を打ち込めるステンレス鋼板の厚さは釘径に関わらず同じであり、添え板型で0.6mm、挿入型で1.0mmであった。釘打ち機を使用した場合は、添え板型でも1.0mmのステンレス鋼板に打ち込むことが可能であった。2)ステンレス鋼釘の場合は、添え板型でも1.0mmのステンレス鋼板に打ち込むことが可能であった。3)釘が貫通する際の荷重は、釘の硬さや先端部の形状および木材の密度によって変化した。4)計算の結果、釘の座屈性状は塑性的であり、釘径が大きいほど座屈荷重は大きくなることが示された。

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こんな論文どうですか? 薄鋼板を用いた接合部の釘打ち特性,2004 https://t.co/slnqa4VoRY 従来よりも施工が簡易な鋼板釘打ち接合工法の開発を目的として先孔を空けずに釘を打ち込める鋼板厚さと釘種類…
2 2 https://t.co/FfRW5KyiB8
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