著者
岡崎慎一郎 金崎浩司 和田健司 石丸伊知郎
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学年次大会2019(札幌)
巻号頁・発行日
2019-06-11

本稿では,結像型二次元フ-リエ分光法技術を用いて,小型で除震不要な近赤外分光システムを試作し,コンクリ-ト表面の全塩化物イオン濃度の二次元イメ-ジングの適用性に関する検討結果について,報告を行うものである。検量線の作成時においては,フリーデル氏塩と思われるピ-ク波形において,他の物質に由来するものの影響が含まれていたため,波形のピ-ク分離を行った。また,試験体断面の塩化物イオン濃度における二次元イメ-ジングが,短時間でかつ高精度で行えることを確認した。また,屋外の測定を実施し,概ね問題なく塩化物イオン濃度の二次元イメ-ジングが可能であることを確認した。

言及状況

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コンクリート工学年次大会2019(札幌)/ 近赤外分光イメージングによるコンクリート構造物の塩化物イオン計測システムの開発|香川大学:岡崎慎一郎, 日進機械:金崎浩司, 香川大学:和田健司・ 石丸伊知郎|7/11(木) 09:30〜 第1会場  https://t.co/IEvH018EVW

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