著者
中村 宣一朗 ナカムラ ノブイチロウ Nobuichiro NAKAMURA
雑誌
経営情報研究 : 摂南大学経営情報学部論集
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, pp.17-30, 1999-02

投下資金の回収剰余としての利益の計算を課題とする現行会計の計算構造とそのもとで適用される基本的処理方法やそれから産みだされる財務諸表について,事業用の実物資産への投資をもとに営まれる中核的な営業活動と並んで近年重要性を増しつつある金融資産への投資という事実にも注目し,それらの特質を解明することにより,現行会計の基本構造について体系的で一貫した理解をえるのが本稿の狙いである.