著者
小田悠介 ニュービッググラム サクティサクリアニ 戸田智基 中村哲
雑誌
研究報告自然言語処理(NL)
巻号頁・発行日
vol.2014-NL-216, no.22, pp.1-8, 2014-05-15

プログラミングは人手による作業が主であり,最終的なソースコードそのものを生成する自動プログラミングシステムは実用化されていない.このような自動プログラミングシステムを学習,評価するためには,実際のプログラミングに関するタスクを切り出したコーパスの収集が必要である.我々はタスクとして 「自然言語による仕様文が与えられたとき,その仕様に対応する関数を出力する」 という問題を考え,仕様文・ソースコード例からなるパラレルコーパスを人手により収集した.また,得られたコーパスから自動プログラミングのために必要な言語処理の技術を考察した.