著者
リチャーズ ライン・S
出版者
九州女子大学・九州女子短期大学
雑誌
九州女子大学紀要. 人文・社会科学編 (ISSN:09162151)
巻号頁・発行日
vol.38, no.3, pp.27-41, 2002-03

一般的に日本人はある種の英語の音を取得するのが難しいと言われている。英語教育に携わるほとんどの日本人教育者は [F], [L], [R], [V], と [TH] がそれらの音に当たるとしている。しかし、これらの音は繰返し練習することによって、取得できると言うのが私の意見である。しかしながら、大多数の日本人にとって取得するのにもつとも難しい英語の音は [YEAR] のような [YE] の音であると提案したい。そこで、私の提案が正しいことを証明する為に研究の資料と高度の機能を持つDATという録音システムを使い、16歳から62歳までの100人の協力者の音を録音をした。