著者
山内 太 Futoshi YAMAUCHI 京都産業大学経済学部
雑誌
京都産業大学総合学術研究所所報 (ISSN:13488465)
巻号頁・発行日
no.7, pp.79-90, 2012-07

本稿は,幕末期に,水害と闘ったある村落指導者・苗木家に関する物語である。18世紀以来中郷屋村の庄屋を務めていた苗木家は,中郷屋村のみならず,村を超えて,西蒲原地域において,代々活動してきた。そして幕末期には,藩や地域社会に,地域指導者としての役割を期待される存在となっていた。そして彼らは、藩や地域社会の期待に応えていた,ということを明らかにした。