著者
小野 いく郎 加園 克巳
出版者
日本液晶学会
雑誌
日本液晶学会討論会講演予稿集
巻号頁・発行日
no.2004, pp.44-45, 2004-09-26

短冊形(長方形)の分子の集合体はその対称性が棒状分子に比べ低いことから、異なった相転移を示すことが、期待される。剛体球を連結したモデルで分子濃度による相の違いを調べた。5x2の短冊形の分子は濃度の低い方から等方相、ネマチック相、スメクチック相の他に2軸性のスメクチック相が現れる。この相と強誘電相、反強誘電相について論じる。