著者
加藤 竜吾
出版者
東京理科大学
雑誌
理学専攻科雑誌 (ISSN:02864487)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.29-32, 1997-10-31

本稿では、大学専攻科の課程に着目し、特に戦後大学理学部に設置されている理学専攻科の現状とその役割、又、理学系を中心に現在整備が進みつつある大学院との関係について、調査、研究を行った結果についてまとめ今後21世紀における大学理学専攻科のあり方について述べてみたい。なお、本研究は数学や数学教育に関する研究ではありませんが、数学等理数系教員養成教育のあり方ということで、理学専攻科との関わりが深い理数研における発表としてお許し頂きたく、又、創立40周年を迎える理数研の歴史的資料の一助となればと思います。この要旨は、本年7月の月例会と8月の日数教群馬大会高専大学部会での発表資料をまとめ直したものです。