- 著者
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             吉野太郎
             
             fuga
             
          
- 雑誌
- デジタルプラクティス
- 巻号頁・発行日
- vol.3, no.3, pp.177-183, 2012-07-15 
- 被引用文献数
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             4
             
             
             
          
        
        2011年3月11日に発生した東日本大震災直後から,オープンソースソフトウェア(OSS)の災害時救援情報共有システムSahana(サハナ)の運用に向けた活動が行われた.その結果,Sahanaは一定の期間,岩手県陸前高田市において救援物資の配送マネジメントに利用され,山形県庁において避難者管理に向けて導入された.しかし,その道筋は平坦だったわけではない.本稿では,その分析と評価を行い,災害時におけるNPOとOSSのあり方について考察する.