著者
坂手 一成
巻号頁・発行日
pp.1-116,

福井藩で最初の海外留学生・日下部太郎と、アメリカ・ラトガース大学で彼の2年年上の友人として親交を深めたウィリアム・エリオット・グリフィス。日下部は異国で病魔に倒れて客死するも、その縁で、グリフィスは理化学の教師として福井藩から招かれ、藩校「明新館」にて教育に尽力することとなる。これらを描いたのが「よみがえる心のかけ橋」福井市立郷土歴史館発行(1982.4)であり、本稿は、それをシナリオ化したものである。(未発表)