著者
井上 久祥 埴生 加奈子
雑誌
情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.94(2004-GN-053), pp.19-24, 2004-09-16

本研究の目的は,協調学習において,人の個性や潜在的能力傾向をもとにグループ形成を行うことである。近年,チームマネジメントやコミュニケーションマネジメントの研究がなされており,組織の最適化についての知見が得られている。本研究では,組織最適編成理論のひとつであるFFS理論をもとにグループ形成を行い協調学習の場面においてもに有効に機能するか検証する。協調学習の観点にはさまざまなものがあるが,今回は創造的な活動に着目し意見交換の活性化をねらいとしたグループ形成方法に着目する。