著者
大槻 幸雄
出版者
公益社団法人日本ガスタービン学会
雑誌
日本ガスタービン学会誌 (ISSN:03874168)
巻号頁・発行日
vol.19, no.76, pp.107-110, 1992-03-10

1991年国際ガスタービン会議横浜大会のパネル討論会は、最終日の10月31の午後に、"Future Role of Gas Turbines for Power Generation-Energy Saving and Environmental Aspects"という題目で、約3時間にわたって活発に行われた。ガスタービンの将来の役割は興味があり、約200名が参加した。全体の司会を川重の大槻が行い、大形ガスタービンに関してはABB社のKehl-hofer、小・中形ガスタービンに関してはMWM社のHeinrichが司会した。最初に大槻が、今回の討論会の意義を説明し、引き続いて7人のパネリストによって、約20分間のスピーチを行い、それぞれのスピーチの後、約3分間の質疑応答を行った。更に全てのスピーチの終了後、パネリスト全員が壇上に集まり、約20分間、参加者を交えた自由討論が行われた。最後に、KehlhoferおよびHeinrichによって締め括りのコメントがなされた。スピーチの数を減らすか時間をもう少しとって討論の時間を多くとる方が良いと思われた。