- 著者
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大貫 智洋
- 雑誌
- 研究報告ソフトウェア工学(SE)
- 巻号頁・発行日
- vol.2012-SE-175, no.10, pp.1-8, 2012-03-08
制御ソフトウェアの開発手法として,モデルベース開発の普及が進んでいる.モデルベース開発では実装コードを機械的に生成することが可能であるため,実装に誤りが混入する危険性は低い.その一方で,要求仕様や制御仕様の記述は人手により行っているため,誤りが混入しやすい.このような課題を解決するため,本論分では上流工程で仕様を正確に記述する手法について,調査・分析した.要求分析を正確に記述する手法,制御仕様を検証する手法についてまとめたのち,今後の課題を分析する.