著者
柳 悦州 安田 克也 平林 潔
出版者
日本シルク学会
雑誌
日本シルク学会誌 (ISSN:18808204)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.30-33, 1994-12-02 (Released:2013-02-16)
参考文献数
8

絹の強度はタンニン酸処理により増加する。これは絹の非晶領域に吸着したタンニン酸が分子間結合を促進するためである。しかし、鉄媒染を施した絹の強度は処理液による分子鎖切断のため低下する。