著者
将棋と文学研究会
出版者
将棋と文学研究会
巻号頁・発行日
pp.1-145, 2019-01-05

【巻頭言】文学と将棋は似ているか? 小谷瑛輔1. 現代メディアの中の将棋 メディアが発信してきた「将棋めし」と「観る将棋ファン」 小笠原輝 IT進展による新しいメディアと、将棋とファンとの関係性の変遷 椎名秀明2. 近代メディアの中の将棋 「稽古事」から「興行」へ? ― 将棋と文学の出会わない雑誌としての『将棋新報』 瀬尾祐一 始発期『将棋世界』と作家たち 矢口貢大 新聞将棋の始まりから発展へ 山口恭徳3. 将棋と文学の交錯 復刻 菊池寛将棋関連文章 西井弥生子 坂口安吾はなぜ木村義雄を書いたのか 本多俊介 将棋場と文学場の交差 ― 木村義雄の人生観を契機として 近藤周吾 将棋と棋士をこよなく愛した作家の山口瞳への追想 田丸 昇 文壇ゴシップと詰将棋 三浦 卓 日本の近代小説は将棋から始まった? 小谷瑛輔