著者
臼井 秀義 小川 正幸
出版者
岐阜県畜産研究所
雑誌
岐阜県畜産研究所研究報告 (ISSN:13469711)
巻号頁・発行日
no.3, pp.61-66, 2003-07

飼料作物の中でトウモロコシ、ソルガム、牧草等は多くの品種が流通しており、その収量性が粗飼料生産において重要である。そこでトウモロコシ12品種、ソルガム4品種及び牧草8品種について、本県での適応性調査を行った。1.トウモロコシ:極早生種及び早生種では、NS105及びアラミスの乾物収量が多かった。中生種では、乾物収量に有意差は認められなかった。2.ソルガム:乾物収量は、品種間に有意差は認められなかった。3.牧草:乾物総収量は、オーチャードグラス、チモシー及びトールフェスクでは品種間に有意差は認められなかった。ペレニアルライグラスではジャイアントが多収であった。