1 0 0 0 確率冷却

著者
片山 武司 徳田 登 野田 章
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.40, no.9, pp.676-687, 1985-09-05

確率冷却 (スト力スティック冷却) は, イオンビームの位相空間内での密度を増加させる方法の一つである. リウヴィルの定理を破る, 加速器物理学上の新しい発見であるとして, 発明者の S. van der Meer は1984年度ノーベル物理学賞を受賞した. 確率冷却法の原理及び実験装置を, 東大核研での実験結果をもとに解説する.