著者
愛甲 健二 松木 隆宏
雑誌
コンピュータセキュリティシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.2, pp.704-710, 2014-10-15

数理統計的手法により実現されたマルウェア検知アルゴリズムは,学習と評価が保持するデータセットに依存するためその有用性の証明が難しい.本稿ではマルウェアの時系列データに着目し,対象となる検知アルゴリズムの性能が持続する期間を調査,推定し,検知精度の低下と再学習が必要となる時期を予測する手法を提案する.