著者
酒向 慎司 水野 理央 北村 正
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.2010-MUS-85, no.3, pp.1-6, 2010-05-20

本報告では,管楽器アンサンブル奏者が自分たちの好みと希望に合わせた編曲楽譜を自動生成・支援するシステムを目的として,メロディ構造や各楽器の演奏難易度に基づいて入力メロディのパートを分配する問題を経路探索問題として定めた.伴奏・副旋律を生成する手法と組み合わせた編曲システムを実装し,得られた楽譜を用いて,アンサンブル演奏者による主観評価を実施した.評価結果を元に今後の課題と展望について考察する.