- 著者
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深田 博幸
- 出版者
- 一般社団法人 人工知能学会
- 雑誌
- 人工知能学会全国大会論文集 第34回全国大会(2020)
- 巻号頁・発行日
- pp.4B2GS101, 2020 (Released:2020-06-19)
要約:汎用人工知能における自己意識と自我の提案を応用し、善悪、倫理観についての考察、実現方式を提案する。ネゲントロピー、数学的特異点、および概念オブジェの3つの基本概念と、その応用から構成され、逐次に事象の価値を評価し、多様な情報、物理的、非物理的な事象を統合して扱うことができるものを基に応用して、善悪の評価について考察した。また倫理観とは、テリトリーにおける善悪の評価基軸の集合体であると定義し、善悪の評価に対する基本的な処理の概要を示し、人工知能における倫理観の評価、作成に関するインプリメントをする考え方を提示した。