著者
野村 一俊 渡辺 充伸
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.969-972, 2013-10-25

大腿骨転子部骨折の骨接合術後に低出力超音波パルス(LIPUS)照射を加えることにより骨癒合を促進できれば,ラグスクリューのカットアウトを減少させることができ,術後の荷重時痛を早期に軽減でき入院期間が短縮できる.一方,LIPUS治療の診療報酬(5,000点)の算定は,開始時に1回しか算定できないため,回復期医療機関のLIPUS治療への理解と協力が得られなければ治療の継続は困難である.理解と協力を得るためには,地域連携クリティカルパスの活用が有用である.
著者
渡辺 充伸
雑誌
骨折 (ISSN:02872285)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.1-4, 2010-02-25
参考文献数
6
被引用文献数
1