著者
田中館 秀三
出版者
公益社団法人 日本地震学会
雑誌
地震 第1輯 (ISSN:00371114)
巻号頁・発行日
vol.10, no.12, pp.529-542, 1938-12-25 (Released:2010-03-09)
被引用文献数
1
著者
田中館 秀三
出版者
公益社団法人 日本地震学会
雑誌
地震 第1輯 (ISSN:00371114)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.16-26_2, 1939-01-25 (Released:2010-03-09)
参考文献数
6
被引用文献数
1
著者
田中館 秀三 三松 正夫 今村 明恒
出版者
公益社団法人 日本地震学会
雑誌
地震 第1輯 (ISSN:00371114)
巻号頁・発行日
vol.16, no.10, pp.280-287, 1944-10-18 (Released:2010-11-17)

本調査は, 国中館秀三君の依頼と指導とに依りて, 三松正夫君に依つて成されたものである。三松君は, 有珠山の東北麓, 壯轡村瀧之町の郵便局長を勤めて居られる。田中館君より編者への通信に據れば, 「同局長に依頼して, 山の異變に胴する時々の牀況を記録し, 或は之をスケッチして報告して貰ふごとにしたが, 既に數同の報告が同封の通り到來してゐる。同氏は, 南豊を能くするだけに, 其のスケッチには冩眞とは異なつた氣分が出てゐる。私留守中 (目下朝鮮へ出張) は, スケッチ等は直接先生 (今村) へ御送りするやう手筈するから, 然るべく雑誌地震へでも發表して下さらば幸甚, 云々」とある。成程, 記録は簡潔で, スケッチは摘要を旨とし, 遠景用でない普通の冩眞器に依つて撮影したものよりもわかり易い。有珠山活動の経過を迫跡するには眞に好個の資料と稻すべきである。乃ち其の好意に應ずることにし, 蛇足ではあるが, 前後及び中間に, 有珠活動の経過を挿み, 讃易いやうにした。