著者
田島 良男
出版者
鹿児島大学
雑誌
鹿兒島大學農學部學術報告 (ISSN:04530845)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.127-130, 1955-11-30

1)アカ, クロ, モドウマツ, スギ, コノテガシハの幼植物で, 成葉の発出を目安として, 日長と幼形期→後続形期変移の関係を調べた.[table]2)アカ, クロ及びモドウマツの幼植物では, 日長の増加は針葉の発現を促す.また主軸の伸長並びに針葉数は日長の増加により促進されるが初生葉数は影響されない.3)スギ及びコノテガシハの幼植物は成葉発出には14時間前後の日長が好適であるが, ヒノキ幼植物の成葉発出は日長に影響されない.