著者
沢田 拓也 西尾 和恭 石澤 由宇輔 須子 統太
雑誌
第82回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2020, no.1, pp.559-560, 2020-02-20

アンケート調査は無作為抽出を前提としている。しかし実際に無作為抽出を行うことは難しく、選択バイアスによって集計結果の信頼性が低下することが多々ある。選択バイアスに対する補正手法は従来よりいくつか提案されているが、どのような調査データにも対応できる万能な手法はなく、対象となるデータによって有効な補正手法が異なることが知られている。そこで本研究では、ある調査データに対してどの補正手法を用いるのが最適かを選択する手法について検討する。