著者
空海 [編]
巻号頁・発行日
1600

空海編。普通「御請来目録」と称される。弘法大師空海(774-835)が唐から持ち帰った経典・曼陀羅・仏具等の目録。上表文及び巻末に大同元年(806)10月22日の日付がある。題簽には「上新請来経等目録表 全」と墨書し、表紙右下に題簽と同筆の「亮融」の墨書がある。古活字版は高野版の翻刻とされ、巻末に建治3年(1277)の原刊記がある。活字はかなり磨滅し、誤植、脱字等も多い。