著者
森下 浩司 聞き手:牛田 啓太
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.60, no.11, pp.1104-1108, 2019-10-15

2003年から製作が開始された「M+ FONTS」は,当時,自由に使える日本語フォントが少なかった中で,利用の制限が極めて少ないオープンソースフォントとして,日本語の文字情報処理基盤を支えることになった.現在では,さまざまな媒体で使用される書体として受け容れられている.本稿は,M+ FONTSの製作者インタビューである.製作のきっかけ,経緯,製作中に考えたことや製作中のできごと,フォントに対する反響などについて尋ねている.